!important

シルデナフィルを含有する医薬品

シルデナフィル

シルデナフィルを含有する医薬品

「シルデナフィル」という言葉に思い当たる節がある人はあまりいないと思います。
バイアグラ」という製品としての名前の方が、ED(勃起不全)治療を行っている男性にとってなじみ深い呼び名でしょう。

「シルデナフィル」は単なる物質の名称であり、製品名ではありません。
ここでは成分としてシルデナフィルが入っている製品に関する説明をしていきます。

世界初のED治療薬バイアグラ

シルデナフィルはファイザー社が開発しました。
そして同社は25~50mgのシルデナフィルを含む製品を「バイアグラ」と命名しました。

バイアグラは、言うなればED治療薬の先駆けです。
発売から20年が経ち、バイアグラの成分の特許が切れてからは、シルデナフィル入りの製品をファイザー社以外でも作れるようになりました。
日本製の後発薬、即ちジェネリック医薬品も登場しています。

当然ジェネリックには海外製のものも存在します。
しかし日本と海外とでは規制の内容に差がある分、含有量には時に差が出ます。

製品の安定化のため使用される添加物も、製造元ごとに違いがあります。
さらに、EDの治療ではなく肺高血圧の治療が目的の「レバチオ」という製品として販売されているものも存在します。
レバチオは同分野の患者数が少なく、バイアグラと同様にファイザー社を販売元とした医薬品です。

先述した通り、バイアグラはシルデナフィルが入った製品としては世界初のものであり、ED患者にとって待望の治療薬でした。
シルデナフィルは本来狭心症の治療用と見込まれていましたが、結果的にED治療薬として販売されるようになった事は広く知られています。

同じ勃起力を有するバイアグラジェネリック

バイアグラの開発特許が消滅してからはシルデナフィルが入った製品が数多く製造・販売されるようになりました。

それでも、バイアグラを最初に勧める医療機関がいまだに多数存在します。
薬の形状が多種多様である事、使用者が多い分データも多いため高い安全性が保証されている事などがその理由です。

人気の形状は、見慣れた錠剤型以外にはODフィルムがあります。
ODは「oral disintegration」の略称であり、口腔内崩壊錠と呼ばれるものです。
水なしでの服用が容易で、吸収率も高く設計されています。
どこでも飲めるので持ち運びに重宝します。

バイアグラの使用者は日本だけでなく全世界におり、使用時のデータが豊富です。
ですので、医療従事者にとっては用量の調節や副作用に対する処置などがしやすいというメリットがあり、人気も高いのです。

ED治療薬としては世界的な知名度を誇りますが、食事から受ける影響が割合大きい製品でもあります。
そのため気を付けて服用しなければなりません。
ED治療薬のジェネリック医薬品が出た事で、薬の料金がぐっと下がり、EDの治療に踏み切る患者が増加してきました。

国内開発のバイアグラジェネリック

バイアグラの特許が消滅した2014年は、言わばED治療薬ジェネリック元年です。
医療機関ごとに差はあれど、ジェネリック医薬品を選べば1錠につき約500円安上がりになります。

日本国内で許可が下りているバイアグラジェネリックは多数存在します。
そのメーカーとして代表的なのが東和薬品、武田テバ製薬、キッセイ薬品などでしょう。

東和薬品は水なしで飲めるOD錠を開発しました。
薬は飲みやすさ重視で、味付きのものが2種類(レモンとコーヒー)あります。

また製品の中には錠剤に割線と呼ばれる溝を入れ、二等分しやすくしてあるものも存在します。
50mg錠を処方された人が体調不良を起こし、飲む量を半分の25mgにしたいと思った時には、ピルカッターを使い簡単に二分割できます。

薬の形状や製品の安定化目的の添加物はメーカーごとに違います。
服用を考えているのなら、まず医師からアドバイスをもらってみてください。

海外開発のバイアグラジェネリック

日本製のジェネリック医薬品は多く存在しますが、海外においてもバイアグラジェネリックが多様なメーカーに販売されています。
その中でも高い知名度を誇るのがカマグラゴールドやカベルタといった製品です。

海外のジェネリック医薬品の多くは耳慣れない名称ですが、メーカーと製品の名前は記憶しておきましょう。
なぜなら、悪徳業者が客に「海外製のジェネリック医薬品ですから、バイアグラと同様の効果と安全性がありますよ」と嘘を教え、シルデナフィルが全く入っていないか含有量が少ない製品、サプリメントなどを押し売りするケースが決して少なくないからです。

バイアグラジェネリックの1つ・カマグラゴールドの販売を行っているメーカーは、アジャンタファーマ社です。
アジャンタファーマ社はインドのムンバイに本拠を構えています。
カマグラゴールドが含有する成分の量は50mg、もしくは100mgです。

日本国内で許可されている使用量は50mgまでなので気を付けましょう。

外国人は日本人と比べ体つきが大きい上、食べ物や薬品を代謝する方法にも違いがあります。
規定量の倍である100mgを自分1人の判断で摂るのはやめてください。

インドのスマート社製である「バイスマ」の規格も同じく50mgと100mgです。
どちらも安価ですが、購入を考えるなら判断は慎重にして、揉め事を避けられるようにしましょう。

女性用バイアグラ、ラブグラ

バイアグラは女性の使用が許可されていない、男性用の薬です。
認められている効能・効果はEDに対するものだけですのでパートナーの女性に使用を勧めるのはやめてください。

性行為に伴う女性固有の悩み、例えば女性器の感覚が鈍い、なかなか濡れないといった問題を解決するための薬として、「ラブグラ」「ラブスマ」などの女性用バイアグラが販売されています。

バイアグラと同様、ラブグラはシルデナフィルを含有しています。
女性器周りの血行を改善する事で、女性の悩みの種である不感症の改善を手助けしてくれ、同時に膣の潤いも促進してくれます。

女性が使うためにバイアグラを改良してできた医薬品なので、男性が飲む事はできません。
副作用として確認されているのは動悸、口渇、鼻づまり、頭痛といった症状です。
なんらかの異常を感じた時は飲むのをすぐに中止し、必ず医療機関で相談を行ってください。

ラブスマも同じく女性用の医薬品で、シルデナフィルを含んでいます。
服用のタイミングはどちらも性行為のおよそ1時間前で、服用の間隔は基本的に24時間以上です。
加えて、効果がちゃんと発揮されるように空腹時あるいは食後2時間以上経過した状態で飲む事が勧められているのです。

ネット通販で広く販売されている製品ですが、偽物を買わされたり商品が配送されなかったりといったトラブルも時折見られます。
薬が効果を発揮しないばかりか健康被害を起こす事もありえますので、注意してください。