ED(勃起不全)の症状や原因

ED症状・対策

「勃起をしない男性器のおかげで、満足できる性行為に至らない」といった悩みを抱いていませんか?

また、「中折れが生じてしまう男性器のせいで、パートナーが満足してくれない」「問題なく勃起する男性器の場合と、勃起しない男性器の場合がある」などといった悩みもありませんか?

中折れに至る男性器をはじめ、硬さ不足の男性器などといった症状は、勃起不全(ED)と判断されます。
つまり男性器が勃起しないと、男性自身は無論のことパートナーに対しても不安な気持ちを抱かせ、EDの症状が出ていると診断されることになります。

インポテンツとは違う?

EDは、日本語では勃起不全と言い、正式名称は、ErectileDysfunctionと言い「エレクタイルディスファンクション」と読みます。

男性器が機能低下に至ることを意味し、男性器が勃起しなかったり、硬さが不足したり、中折れに至るケース全てがEDの症状として定義されています。
多少は勃起する場合でも、男性自身の興奮状態が続かないことで性交渉に差し障りが生じてしまう性機能障害もEDに当てはまります。

EDの原因は本人の体質や加齢に伴うものではなく、実は想像もよらぬ病気が隠れている場合もあると言います。
なにしろデリケートに満ちた問題なので、相談しづらいEDに関する悩みは一人で抱え込みがちです。

ですが適切な処置や対策を施せば、症状は改善の方向に進むことが可能ですので、ED治療薬を試してみるのも良いでしょう。

一方でインポテンツとEDの2つは、具体的な症状やその意味合いは異なります。
従来、EDの症状もインポもしくはインポテンツと名づけられていました。
しかし、現在においてインポテンツという名称を利用することはあまり見受けられません。
インポテンツという名称自体が消失したのではありませんが、男性不妊という症状を意味する言葉として残っています。

性機能障害の症状

ED・勃起不全は誰にも話せず悪化させてしまうことが珍しくありませんが、適切な治療を施せば改善されると、多くの医師や専門家から指摘されている症状です。
現在EDに悩まされているのであれば、EDの原因を追及して治療を始めることが先決と考えて間違いありません。
不調を招く男性器の原因に関して把握すれば、その原因に合わせた対処のやり方を施すことができます。

まずはEDの理解を進めるために、性機能における障害とEDの関係性、および勃起不全とインポテンツにおける違いに関して見ていきましょう。

性機能障害とは、満足に至る性行為を実行できない状況にあるということです。
性機能障害の具体的な事例としては、「勃起しない」もしくは「勃起状態を保つことができない」「射精に至らない」「性欲が皆無」「オルガズムに至らない」などといった症状が挙げられます。

「勃起状態をキープできない」「男性器の硬さが不足する」といった状態は、いわゆる性機能障害の1つと言えるでしょう。
性機能障害の最も目立つ症状は、早漏をはじめ、無射精や逆行性射精などの射精に関するものです。

では、射精障害における症状について、詳しく見ていきましょう。
早漏の症状としては、性行為中に挿入し、性行為を始めてから1分以内に射精に至るケースを言います。
早漏の原因として挙げられることは、男性器が過敏な感覚に至ることや、脳のセロトニンが分泌することなどです。

一方で、逆行性射精は、精液を放出することができず、内部に逆流を起こしてしまう症状のことを言います。
これは不妊症における1つの原因と言えます。
逆行性射精は、前立腺における疾患をはじめ、糖尿病や脊髄損傷などが原因であると指摘されています。

そして、無射精という症状も存在します。
射精の際に、精液が出てこない症状と言われています。
逆行性射精と同じように、無射精は前立腺をはじめ、糖尿病や脊髄に関連する疾患が原因となり、症状が発症すると指摘されています。

こうした症状は、疾患に限らず疲労やストレスによって悪化する危険性もあるので、気付いた時すぐに対処することが最善です。

性機能障害の原因として、ある1つの要因というよりは、心理的な要素や身体的な要素などいろいろな原因が集まって症状が現れると言っても過言ではありません。

EDは、男性としての自信を奪います。
問題の原因となるEDと、正常な状態である勃起の両者では何が異なるのでしょうか。

勃起する仕組み

EDの改善を図るために、「男性器の勃起」をはじめ、「勃起の維持」という二大メカニズムを学習することが大切です。
勃起状態を引き起こすメカニズムを把握するためには、男性器の内部、つまり解剖してみることから開始しましょう。

男性器の硬さが足りなかったり、性行為中に中折れに至ったりする男性器の原因は、男性としての致命的な原因が何かあるからという理由ではありません。
例えば、勃起した際に生じる体内物質はバランスを崩し、その結果、EDにつながることも多くあります。
正常に勃起した男性器でも、性的な刺激を理由に、脳が陰茎に対して信号を送り、男性器に血液が集約されるというのが、その原理です。

男性器の構造は、1本の尿道海綿体をはじめ、左右に存在する2つの陰茎海綿体から構成されます。
勃起状態に至るには、前述の2つの陰茎海綿体が機能することが重要です。
視覚をはじめ、聴覚や味覚、匂いや想像などにより、男性は性的興奮状態になると、勃起中枢が機能し、男性器の海綿体を通して血管へ大量の血液が流れ込み、陰部が硬直し、勃起状態に至ります。

勃起状態は、射精および性的刺激止めることで、海綿体から血液が流出するまで継続します。
ところが、EDの症状として、射精に及ぶ前に男性器の硬さが保持できず、中折れに至るおそれがあります。
こうした中折れの原因を挙げると、勃起状態をキープする物質や、勃起を抑える物質のバランスを欠くことが原因と指摘されています。

勃起した状態を保つ環状グアノシン一リン酸(cGMP)と呼ばれる血管拡張物質が、ホスホジエステラーゼ5(PDE5)という物質の力に基づき、破壊されることによって、勃起が抑制されると考えられています。
本当であれば、性的な興奮が収束したことで、PDE5はcGMPを破壊していきますが、EDになるとcGMPがさほど増加していないにもかかわらずPDE5が放出してしまいます。

このことから、EDの引き起こす大きな原因として勃起を抑制してしまうPDE5が大きく関与していることが分かりました。


勃起の硬さの基準

では、そこで勃起した状態を保つために向けた、男性器の硬さに関する指標のEHSについて、理解を深めましょう。

正常な状態の勃起の大切なポイントとして挙げられる点は、勃起した際の男性器の硬さが保てているかどうかです。

米国で考えられたEHSでは、性行為における必要な硬さに関してフルーツを例に挙げて説明がされています。
理想的な硬さはリンゴの硬さですが、EDになるとスムーズで正常な勃起の流れに至らず、それに加えてリンゴのような硬さを保持することが難しくなります。

男性器の硬さを保持できないと、膣内との圧力に負けた男性器は性行為の最中に抜けてしまい挿入状態を続けることができなくなってしまいます。
こうした症状のEDを把握するためには、勃起に至る課程について理解することが先決でしょう。

EDかどうかセルフチェックするならEHS

EHSは、勃起状態の硬さがどのくらいあるのかを自分自身で確認するテストのことです。

EHSの正式名称は、ErectionHardnessScoreで、エレクションハードネススコアと読みます。
このEHSは米国で考えられた評価スケールのことで、高い信頼性に基づき日本の医療現場でも利用が進んでいます。5つの段階に分類される硬さ指標は、勃起した状態に至る男性器の硬さがどのくらいあるのか確認するためにあります。

自分がEDなのかどうか診断するために、早速チェックをしてみましょう。
よりイメージをつかむことができるよう、食べ物を連想させるやり方が取られたテストとなっています。
まずは、大きくならない陰茎の状態をグレード0とします。

続いて、大きくはなるが硬直に至らない陰茎の状態をグレード1とします(こんにゃくを連想するような硬さ)。
硬くはなるが挿入が難航する状態の陰茎はグレード2となります(みかんを連想するような硬さ)。
硬くはなるが完全な状態に至らない陰茎をグレード3とします(グレープフルーツを連想するような硬さ)。
完全な硬直状態の陰茎はグレード4です(リンゴを連想するような硬さ)。

こんにゃく、みかん、グレープフルーツ、リンゴそれぞれの硬さから分類されたグレードは非常に分かりやすくなっています。
グレード3以下で挿入できない状況であれば、EDの治療が必要と診断される危険性がありますので、早急に改善策を取りましょう。